2017/08
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茶目太の授業風景(4)
   



    momijicwh.jpg



 皆さんは、教科書は『つまらないもの』と思いこんでいらっ
しゃるかも知れません。

 私は教師になってからですが、国語の教科書はかなり面白い
と気付きました。色々なジャンルから選りすぐりの作品を紹介
しています。

 前回教科書からまる写しさせていたただいた寺山修司の作品
『言葉を友人に持とう』は、茶目太も教科書で初めて読んだの
です。

 私は授業する準備としてざぁっと教科書全体を読んでみて、
自分の教材にするかしないかを決めています。

 確かに教科書は優れていますが、教科書一辺倒では面白い授
業は難しいのです。

 ”現在進行形”で生きている生徒たちにとって、既に教科書
掲載が認められたような”古い価値観”になりかねない教材だ
けをを押しつけてはならないと思うからです。


 寺山修司のこの文章も、もし次の一文に心を動かされなかった
ら、今回わざわざ漢文の授業に取り入れたか分かりません。
 
 単に、「勧酒」が文章の中に出てきただけでは・・・

 次の一文を見つけたからこそ、漢文の授業に繋げてみました。



 さまざまの心の傷手をいやすための薬に。どんな深い裏切り
にあったあとでも、その一言によって慰むような言葉。



 私は「どんな深い裏切りにあったあとでも」と言うところで、
胸が詰ってしまったのです。高校生であっても、生徒たちは、
それぞれに一度や二度深い裏切りを経験してきているのではな
いでしょうか。そうやって成長してきたのではないでしょうか。

 例え、「勧酒」の意味がいまひとつ実感できなくても、この
寺山修司の一文につなげれば、何となく人生の奥行きに触れる
ことができそうかな・・・とねらった茶目太でしたが、教室を
見回すと、みな眠そうだった(泣)


 さて、気を取り直して。

 お気づきかもしれませんが、そもそも、寺山修司の心の中の
「さよならだけが人生だ」は、もとの詩の意味から少し逸脱し
ています。気がつかなかった人は考えてみましょう(宿題)

 生徒にも説明したことですが、『詩』は読み手一人ひとりが
自由に心の中で拡げていって良いものだから、解釈に決まった
正解などありません。


 詩や文学は、1+2=3にならなくて良いものです。

 あなたという人生全てが受け止めるのだから。あなたはあな
たの受け止め方をしてください。ちいさな忘れかけた思い出の
断片さえが、たったひとつの詩を受け止めるためのあなただけ
のヒントなのですから。



 二年の授業はこんな感じです。ブログでまとめた方が分かり
易くなったような気もしますが。

 一年の授業は、この授業と並行して行われました。
 次回は、タイトルを変えて一年の授業を紹介します。







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私は国語は得意でした。
ただ、「この作品を通して作者が言いたかったことはなんでしょう」などというテスト問題は好きではありませんでした。
それは作者でなければわからないことだし、こちらが感じることに
正解と不正解があるということに納得がいかなかったからです。
何を感じるかは人それぞれ。
何かを感じ取れるということが大切なんだと思います。
なので、茶目太さんの授業は魅力的だと思います。


嬉しいお言葉ありがとうございました。
 海のいるかさんへ

 私も若い時は、授業中に生徒に答えを国語にも求めていました。現在は漢字や言葉の意味は別にして、敢えて答えは求めないようにしています。
 一言で答えにしてしまうには、あまりにもったいない。そんな気がするからです。それよれも一人ひとりが自分の胸に去来した思いを蓄積していってほしいなと願っています。


ええ。私もそこが胸にドンときました。

生徒達は今はドンとこなくても、いつか来る。

そして教科書は生徒のうちは楽しさがわからないけど、教師になると楽しいのよ。楽しさをちゃんと発見できるの。私もそうだったもの。さて、それをどうやって伝えるか・・・


どんと来ますよね、ここはやっぱり・・・
ミリわんさんへ

 教室で力説している茶目太→何で、この人ひとりで感動してるんだべ~眠い!(生徒)


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茶目太

Author:茶目太
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