2017/06
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心残り③
ライン


 女の子の話に戻ります。

 茶目太が心を痛めているのは、その一番大切な友達との遊びの時
間を失っている状態の、女の子のことです。

 塾に時間を取られて、遊びの時間がない子供も可哀想ですが、家さ
え出られずに何年も過ごしている子の気持ちは・・・。

 どうしても、家から出られない理由があるのだと思います。本人にし
か分からない大変な理由だと思います。外に出たい。本人が、一番願
ってやまないことだと思います。簡単に叶えば苦しまない。

 外に出て思う存分空気を吸い、子供らしく日に焼け、楽しく遊び、つ
まらない授業でも欠伸しながら我慢して、学校と家を往復する。そん
な当たり前のことができずにいるということに、どんなに苦しんでいる
ことか。

 静かで半ば諦めたような表情の女の子。茶目太は、この女の子を
外に出すことが自分の仕事だと思いました。何故だかは分かりませ
んが、よく自分でもわからないのですが、とにかく強い気持ちです。

 あのまま、家庭訪問を続けていたら、女の子の背中を押せたような
気がして、心残りなのです。できるならば、女の子とあのまま勉強をし
たかった。辞めるか辞めないかで最後まで悩んだのは、いうまでもな
く女の子の存在でした。


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 義務教育という便利な受け皿に合わない子供もいますから、自分で
学校に行かないことを選んでいる場合は良いのです。

 行けない理由があれば、それを心理面から探り理由を取り除いてあ
げたい。不安や、嫌悪を、大丈夫だよ、そんなに怖がらないで、と優し
く安心させ心からリラックスさせてあげたい。茶目太は今もそう思って
います。

 きっと校長も同じ思いなのではないか。それがない限り、この仕事は
無理ですから。幸い、校長は茶目太よりずっとずっと元気でパワフル。
頼もしいくらいです。今、茶目太は、学校と生徒のために忙しく動き回
る校長の手伝いをしたい気持ちでいっぱいです。茶目太も、家から出
られずにいる子供たちの背中を押して外界に触れさせてあげられたら
と願ってやまないのです。



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心残り②
 YGS高等部の授業は、教科書に頼らぬ各教師に任せたかなり贅沢
な内容です。連携先の通信校のレポートさえ、ほとんど使用しません。

 反対に、辞退した学校の授業は通信校のレポートを中心とした授業
で、仕事としては非常に簡単。事前準備もあまりいりません。同時に
良い点としては、生徒は普通高校とほぼ同じような学習はできます。

 飽きっぼく根が怠惰な茶目太には合っていません。情熱が維持でき
ないから、おざなりになり、自分でもつまらなくなってしまうからです。


ライン


 教師にも自分に合ったスタイルというのがあって当然かもしれませ
ん。一般的な学校の学習スタイルが得意な人、独自のスタイルでやっ
て行かないと毎年毎年あまり変わらない教科書を何度も何度も繰り返
し教えることに耐えられないひと。

 以前普通高校で、茶目太が挫折したのは同じ一年のクラスをいくつ
も教えることに違和感がありました。例えば、A組でした授業をB組C
組で同じようにはできないのです。聞いている生徒には初めての授業
でも、茶目太にとっては、二回目三回目の授業になっていくので、それ
をいつも初めての授業のように新鮮にするには大変だったのです。

 同じ説明の仕方、同じ雑談、同じジョーク・・・ができる人はすごいと
思います。例え、聞いている生徒が変わっても照れませんか、普通。
同じことを平気でできなければ普通高校の先生は失格です。

 茶目太、もろに失格。毎回違う授業にしようとすると続きません。体
力的に無理。週15時間の非常勤でも無理。でした。

  YGS高等部へ来て実感したことですが、少人数制だと一人二人
が欠席しても雰囲気ががらりと違います。予定通りに、授業が運ぶの
は難しく毎日が新鮮。蓋を開けてみないとその日の授業の展開が分
からないところがあります。


ライン



 茶目太が二日で辞退した学校で任された仕事は三つ。一つは普通
の国語の授業。通信校のレポートをなぞっての授業。そして、もう一つ
が、長年の事務職経験を生かせる教務事務の仕事。

 三つ目が、学校に来ることが難しい生徒の家庭訪問をしての授業。

 一番自分が携わりたいと考えていた仕事でした。茶目太の育てた息
子は、勉強はそれほど好きではありませんでしたが、幸せなことに
学校が好きで友達とも楽しく過ごせたようです。

 子供にとって何が一番必要かと言ったら、勉強ではありません。遊び
です。小さいうちにきちんと遊んでおかないとだめになると、茶目太は
信じています。うちの場合、遊ばせ過ぎて少しだめかもしれないけれど。

 自慢ではありませんが、はっきり言って自慢かな。うちの息子には塾
へは行かせていません。本人が行かないと言うので、特別行かせてい
ませんでした。行きたいと言えば行かせたと思いますが。本来、私は
行く必要はないと思います。(お陰で、高校ではバイト三昧。早く働きた
くて、親の貧乏を知ってか、大学には行かず、さっさと働いています。)

 ”高卒”という、この先多少足かせになるかもしれないハンデはつき
ましたが、自分で選んだ道。本人は何の引け目もないようですが、一
応親としては、行っといて損はなかったろうにと思います。でも、お金な
かったしなあ。今もその日暮らしですが(笑)。 まっ、いいか。



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心残り①
 昨夜から涼しい風が吹き抜ける気持ちの良い時間が続いています。
雨にも降られず、彼女の『ゆきんぼ』と花火大会に出かけた息子も楽
しんで来たことでしょうなあ。


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 さて、茶目太がこのブログを始めた当初に教員復帰して採用された
二校の内、一校を二日で辞めたことを書きました。覚えていらっしゃ
いますか?(最初から読んで下さっていても無理かも知れませんね。)

 もし、よろしかったら、カテゴリ『私が学校に戻った理由』の中の、
「出会いは、人とだけではないと思う・・・」をご覧ください。

 そこに、心残りがあることが記されており、またの機会に説明すると
予告してあります。(約束は守らなきゃね。)


ライン7


 もうすぐ、一年になろうとしていますが、茶目太が教員に復帰して、
まず最初に出会った女の子のことがいつも心を離れません。

 当初、子供時代に住んでいた懐かしい場所にある、とある学校と、
現在勤務するYGS高等部との二校を各週二日の非常勤態勢で兼務
するつもりでした。週二日の仕事では、とうてい食べていけません。

 火曜日木曜日は他校(YGS高等部)に勤務するので、その他の曜
日でと最初に申し出ていたにも拘らず、なかなか考慮されないなど
(たぶん忘れられていただけ?)いい加減さが自分に合わず、いやに
なったというのが本音でした。

 が、それだけではなく、物理的にも兼務は無理に思えました。何故
かと言うと、YGS高等部の授業は教科書一辺倒ではなく、教材選び
から各教師に任せられるので、どうしても授業準備に時間がかかりま
す。茶目太のようにブランクがある教師は、もっと大変。

 結局、兼務は難しい現状に直面し、当初から望んでいた方のYGS
高等部に絞ることを決め、迷惑のかからないうちにと一方を辞退した
のです。幸い、週6時間の仕事では、ハローワークから手当てが支給
される条件に当てはまり、3ヶ月間は雇用保険の恩恵に与りました。


ライン7


 でも、ひとりにだけ迷惑をかけてしまいました。それが、教員復帰し
て初めて出会った、その女の子でした。




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(Ⅰ) 人生リセットして、教員復帰しました!
《 私の人生リセット・学校へ帰ろう!① 》 


 はじめまして。ブログ初挑戦の茶目太です。

 長いブランクを乗り越え、人生リセットするつもりで、昨年夏に教職
復帰しました!!

 仕事柄、このブログは特に不登校や引きこもりでちょっと憂鬱な毎
日を送っている十代の人や、そのご家族にも読んで頂けたらと思い、
始めたものです。国語の勉強にも役立てばと・・・

 まずは、簡単に自己紹介から。1955年5月5日生まれ。来年55
歳になるので、ぞろめで良いことあるかもしれません。B型の牡牛座。

 趣味はスクーバダイビングですが、なかなか庶民には無理がある
趣味で、まだ近場しか潜っておらず、毎年ブランクダイバーセミナーに
誘われます。
 
 そもそも、オープンウォーターのライセンスを取ったのは50歳目前で
した!運動オンチのため周りのみんなも驚きましたが、一番驚いたの
は私です。 ~何事も、やればできる・・・かも~

 その他、ビーズアクセサリー作りや編み物は自己流ながら良く続い
ています。今年度の家庭科(専科)では、ビーズアクセサリー作りを早
速取り上げ、好評です(まだ、二回しか実施していませんが一応好評と
いうことで)


 昨年九月より、菊名にある神奈川県教育委員会指定・技能連携校
「 YGS高等部 」(少人数制の正規の高等学校)に非常勤講師として
勤務しています。国語と家庭科を担当しています。

 現在は、来月25歳になる、6歳年上の彼女(可愛いから無理もない
けど)とラブラブ状態の息子と、82歳の天然気味母との三人暮らしです。
「かめ太」という亀もいます。

 かめ太という猫だったらよかったなあと思いますが、当たり前に亀で、
息子が小学生のときに飼い始めて以来の家族です。
 ちなみに「かめ代」の方は、もとだーりんの家に嫁入りしました。

 戸塚のとあるマンションの4階の、時々かわいい雀がプランターに
撒いた新潟コシヒカリをついばみに来る、狭いながらも楽しい我が家。

 よく、もめますが、それでも怪しいくらい仲が良い一家です。
 
 もとダーリンとは今は親戚のおじさんモードで、月に一度くらい、
「四人の食卓」を囲む関係です。

 もとダーリンとの縁で、教員生活から早々に足を洗い、出版の仕事
から始まりずっと事務の仕事に長く携わっていました(携帯の「携」は
訓読みで「たずさえる」「たずさわる」と読みます。)


 昨年の夏、長く続けた事務職を辞して意気揚々と転身と言いたい
所ですが、自分の人生をリセットして出直すというのは、そう簡単で
はありませんねえ。

 仕事を選ぶとき、何に重きを置くか?お金か、やり甲斐か。どちらも、
そこそこ恵まれていれば言うことないのですが。

 今まで私は生活のために前者を選ばざるを得ず、現在も生活は息子
いわく「かなりやばい」のではありますが、それなりに息子が成長して
生活費を入れるようになったので、「やり甲斐」に重きを置ける仕事に
就けました。
 
 息子がもっともっと稼いでたくさん入れてくれれば、ダイビングにも行
ける。お願いします。 

 ところでつい最近、その息子が誕生日に携帯電話を買ってくれました。
ふむ、おかしい、と思ったらたまったポイントで買っていました。でも、い
つも自分のポイントを死守する彼が・・・ですから、おかしい・・・何か悪
いものを食べたのか?

 素直に喜べればよいのですが、去年は、彼女と遊びに行って、たま
たまゲームで吊り上げた「トトロのお弁当箱」ひとつだったので・・・。

 
YGS高等部ホームページはこちらから






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(Ⅱ) 出会いは、人とだけではないと思う・・・
《 私の人生リセット・学校へ帰ろう!② 》
 
 昨年の夏、普通高校ではなく、不登校や引きこもりの経験をした
生徒さんが通っている学校に絞り、二校面接を受けたのですが、
面白いことに二校は両極端の学校でした。

 
 一校は、交通の便がよく横浜駅から徒歩五分。なんと私が生ま
れ育ち、引っ越した後々に建ったビルの、通りを隔ててほぼ向かい
にあるビルでした。

 何十年も前に、当時写真店を営んでいた両親と兄とで暮らしてい
た懐かしい町でした。現在でも、幼友達が、二人住んでいます。

 そんな偶然があり、当初は縁があるのかなとも思いましたが、
面接はおざなり、掃除をしている形跡はなく、職員室でさえ、机の
上はいっぱいで、座って何かできる状 態ではありません。
 うーん耐えられるかなと、まず不安に。
 
 二校目の採用が決定する前にこちらで採用されたので、週二日
ずつ、掛け持ち勤務の予定を立てました。ところが二日間だけ実際
に仕事をし、こちらは辞退しました。経済的ダメージを考えると、続
けるべきでしたが、無理でした。

 一つ心残りもあったのですが、その時の経緯はまた改めてゆっく
り詳しく・・・。


 二校目、初めて菊名駅に降りて探し当てた学校YGS高等部は、
想像していたよりは、こじんまりしていて外観も新しくはなかったの
ですが、まず日当たりが良くて清潔な印象。
 
 ~小さな庭には季節の花がプランターに植えられ、打ち水されて
いました~
 
 一言で気持ちの良い学校。


 案内された校内も、掃除が行き届いていて、清潔大好きの私には
願ってもない環境。
 (後に校内の清掃は私の仕事になりました。 )
 
 やはり、印象通り、面接はきちんとしていて学校が私に求めること
も明確で、私が求める何かも見つけられそうで
、私は、出会ったかも
しれないと思いました。自分の居るべき所に。

 お金儲けで経営している学校とは一線を隔している、良心みたい
なものが見えましたから。

 副校長の面接、校長・副校長による採用後の研修でも、この学校
が本当に「不登校の生徒」を、「登校できるよう」に力を尽くしていると
いう強い思いを受けました。

 不登校だったというのに、ここでは生徒が実際に通っているという
現実に、まず疑問が湧き、どうやって生徒は来られるようになったの
か質問せずにいられません。
 
 一人一人、ケースが違うので一言では無理ですが、校長自ら生徒
の家へ通い、一年半かかったものの元気に通い始めた生徒もいると
聞いて、正直、すごいな、と。

 そして、その話をする副校長や教頭の嬉しそうな表情が、もっとすご
いです。

 
 やはり 医学的見地からの療法が生かされているようでしたが、熱意
がなければできることではないです。とにかく校長の行動力は、傍で
見ていてとても真似できないものです。

 校長は、見た目が若いので、そそっかしい私はよく校長が生徒に混
じっていると、てっきり生徒だと勘違いすることが・・・。本当はとても尊
敬しているのです。いつも間違えてごめんなさい。

  九ヶ月YGSの現場にいて実際に感じたのは、精神医療に基づくも
のとはまた別に、一人一人の先生方の生徒への気配り。私自身、過
去に経験した普通高校の生徒一人一人へは向けきれなかった目が、
ここでは生徒一人一人に届き、生徒の顔色・表情から今日の状態が
感じられるようになっていました。

 これは、1クラスが7~8人という少人数制の一番の利点かもしれま
せん。 もちろん、この人数には理由があります。私も校長に教えて
頂き初めて知ったのですが、詳細は、またの日に。

 
 中で働けば、それなりにきれいごとでは済まないことも色々あります
が、九ヶ月をYGS高等部で過ごして、学校の根本的な誠実さを変わら
ずに強く感じます。
 
 多くの人にYGS高等部の良さを知って頂き、ひとりでも多くの生徒が
通ってくる場になってほしいと思います(YGS高等部宣伝部長 茶目太)

    ↑ 勝手に名乗ってすみません。


 自分の息子が、不登校や引きこもりでいたら、この学校に通わせよ
う。正直そう思える学校ですが、幸か不幸か、息子はそれなりに苦労
はしているものの、脳天気(能天気とも書く)な性格のためあまり悩ま
ずに普通高校へ通い、携帯電話の莫大な通話料支払いのため、学校
よりバイト(コンビニ)優先でした。

 息子が高校生だった10年前は、現在のように定額割引だの家族割
引だのなかった時代です。
 10万円支払った月もありました。もちろん立替はしましたが全額バイ
ト料から没収。このっ、ばかものっ。

 彼は高校時代に学校より、家庭とコンビニで、社会の厳しさを学んだ
と言っています。
 (ちなみに息子の天職は販売です。詳細はまた。)

 やたらに息子が登場するので、今本人から苦情が出ています。ごめ
んね。今度のネタは、おばあちゃんにするから。







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茶目太、幼少の頃

茶目太

Author:茶目太
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 不登校等の問題を抱え
入学してきた、少人数制の高校の生徒たちとの学校生活と 
のほほん私生活。
 失敗ばかりの毎日も、
  笑って過ごせば、
   明日も、元気!
 泣いて笑って、また笑って。
やさしい息子と超天然の母が、                いつも茶目太の味方。
   茶目太と一緒に                    笑っちゃいましょ。

ひよこ
なでなですると、ふにゃ
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